任期満了に伴う福岡市長選挙は20日投票が行われ、現職の高島宗一郎氏の4回目の当選が確実となりました。


◆3期12年の高島市政への評価が焦点
当選確実の高島宗一郎氏(48)「これから託して下さる市民のみなさんのために、そして福岡の未来のために、子供たちのために、そしてこの福岡から全国に希望を発信できるべく、全力で市政に取り組むことを誓い申し上げお礼の言葉とさせて頂きます。ありがとうございました」

当選が確実となったのは現職の高島宗一郎氏です。現職と新人の3人による争いとなった市長選挙では、3期12年の高島市政への評価や少子高齢化対策などを争点に論戦が繰り広げられました。現在、開票作業の途中ですがRKBが投票所で実施した出口調査や、これまでの取材を加味して分析した結果、高島氏の当選が確実と判断しました。


◆野党統一候補は「力量不足」
事実上の野党統一候補として戦った元福岡市議の田中慎介氏は「私の力量が不足していた」と敗戦の弁を述べました。投票率は、34.31%でした。過去最低だった前回を2・89ポイント上回ったものの過去5番目に低い投票率でした。