愛媛県久万高原町は4日、部下にパワハラを行っていた職員を、減給の懲戒処分にしたと発表しました。

久万高原町によりますと、減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは、町保健福祉課の課長補佐級の50代男性です。

男性職員は少なくとも、2021年2月頃から23年3月頃までの間、複数の男性部下に対し、宿直の交代を強制したり、舌打ちや「お前」呼ばわりをしたり、他の職員の前で「仕事ができない」「使えない」といった人格を否定するような発言をしたりするなど、パワハラを行っていたということです。

町では今年2月、被害職員の1人から申告を受け調査を進め1日付で処分決定、これまでに男性職員から不服申し立てなどはないということです。

今回の事態を受け町は、再発防止と町民からの信頼回復に努める方針です。