広島に原爆が投下されてから、あす(6日)で80年です。この節目の日を前に、原爆の被害の悲惨さや平和の尊さを伝える企画展が岡山県庁で始まりました。

今から80年前の1945年。8月6日に広島に、9日には長崎に原子爆弾が投下されました。死者は21万人にのぼるといわれています。
企画展は、こうした原爆の被害について知ってもらおうと岡山県原爆被爆者会が開いたものです。焼け野原となった広島市街地の写真や被爆者の証言をまとめたパネル10点が展示されています。

(岡山県原爆被爆者会 廣信靖之会長)
「できるかぎり若い世代に伝えて、一人一人が自分のこととして捉えていただいて。恒久平和な世界を目指すような運動をしていきたい」
パネル展は、あさってまで岡山県庁で開かれています。