国会では5日、アメリカの関税措置をめぐる日米合意を受け、参議院・予算委員会が開かれ、小泉農林水産大臣はコメについて「完全に守り切っている」と強調しました。

立憲民主党 徳永エリ参院議員
「今回、結果として政府が米を交渉のカードとして切ったことに関して、小泉農林水産大臣、どのようにお考えでしょうか」
小泉進次郎 農林水産大臣
「輸入拡大とかそういった報道があった時に、これは不安ビジネスだなと思いましたね。完全に守り切ってます」

日米の関税交渉では、アメリカからコメの輸入量を増やすことで合意していますが、小泉農水大臣は、毎年およそ77万トンのコメを関税をかけずに義務的に輸入するミニマムアクセスの枠は維持していると話し、日本のコメについては「完全に守り切っている」と強調しました。