国会では4日、衆議院・予算委員会が開かれ、少数与党となる中、石破総理は政治改革などをめぐり、野党第一党である立憲民主党の野田代表と協議し、議論をリードしていく考えを示しました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「総理と私とは、93年、94年の政治改革の議論を知ってる世代です。その責任もあると思います。もう実務者だけに任せるのではなくて、私と総理で膝突き合わせて、協議して合意していく。そういう作業をする気はありませんか」
石破総理
「その様にさせて頂きたいと思います。つまり第一党、第二党だけで決めるものでは当然ありません。このルールは全ての政党に適用されるものでありますが、第一党、第二党が党首同士で真摯な議論をするということに大きな意味があると思っております」

立憲民主党の野田代表は、企業団体献金の扱いなど政治改革をめぐる議論が停滞していることを踏まえ、第一党と第二党の党首が協議して結論を得る必要性を訴えたのに対し、石破総理は「第一党、第二党の党首同士で真摯な議論をすることに大きな意味がある」と話し、「本質的な問題については党首同士で話しをさせて頂き、各党に共有されるような努力をしていくということだ」と、応じる考えを示しました。