きょう(4日)の東京株式市場で日経平均株価は一時900円以上下落し、節目の4万円を下回る場面も出ています。

先週末アメリカで発表された雇用に関する統計が市場の予想を下回り、アメリカの景気悪化への懸念が広がりました。

これを受け、先週末のニューヨーク市場でダウ平均株価は500ドル以上下落し、その流れを東京市場も引き継ぐ形となっています。

また、外国為替市場ではアメリカの中央銀行にあたるFRBが早期の利下げに踏み切るのではとの観測が強まり、ドルを売って円を買う動きが拡大。

円相場は一時1ドル=147円台前半まで3円ほど円高に進行し、東京市場では採算の悪化が懸念される輸出関連株など幅広い銘柄に売り注文が広がっています。