鹿児島県十島村の群発地震で震度6弱を観測してから1か月です。地震活動は落ち着き始めており、島の外に避難していた住民は今月2日までに全員が島に戻りました。

トカラ列島近海では6月21日以降、地震が相次いでいて、十島村では震度1以上の地震を2200回以上観測。このうち先月3日には、悪石島で震度6弱を観測しました。
悪石島と隣の小宝島では、延べ70人が鹿児島市などに避難しました。
揺れが最も多い日は、1日183回を観測していましたが、先月中旬以降は減少に転じ、きょう8月3日までの18日間、震度4以上は観測していません。
地震のおさまりとともに島民は徐々に島に帰り、今月2日、悪石島と小宝島に最後の5人が帰島しました。
これまで地震によるがけ崩れなどが起きていますが、人的被害はありません。














