夜の岡山城を幻想的に彩る”烏城(うじょう)夏まつり”が、きのう(2日)開幕しました。岡山城にほど近い岡山後楽園で毎夜開催されている”夏の幻想庭園”と合わせて、大勢の人が夏の夜を楽しみました。

「烏城夏祭りの開幕じゃー!」
掛け声と太鼓の音で始まった夏恒例の ”烏城夏祭り” では、地元アーティストによる勇壮な太鼓の演奏や、涼しげな氷の彫刻の実演などが行われました。

岡山グルメの人気店が集まった「グルメテント」エリアでは、観光客や家族連れなど、多くの人が岡山の味を楽しんでいました。

岡山城の”中の段”には大きな金魚のオブジェが登場。あたたかな光と飛び交うシャボン玉で一帯は幻想的な空間に包まれ、訪れた人たちが非日常の風景を写真に収めていました。「烏城夏まつり」は3日午後9時30分まで岡山城一帯で開催されます。

一方、岡山後楽園では、”夏の幻想庭園”が開催されています。園内には柔らかな明かりがともされたおよそ80個の竹製の鞠がちりばめられています。

また、藩主が訪れた時にくつろいでいた延養亭(えんようてい)では”日本の四季”をテーマにしたプロジェクションマッピングが行われていて、いつもと違う”幻想的な庭園”を楽しむことができます。

岡山後楽園の ”夏の幻想庭園” は今月31日まで開催されています。