長野県川上村出身の油井亀美也さんが搭乗し、アメリカから打ち上げられた宇宙船は2日午後、国際宇宙ステーションに到着しました。
天候の悪化で、打ち上げが直前に中止されてから1日。
日本時間の2日午前0時43分、油井さんなど4人を乗せた宇宙船「クルードラゴン」はアメリカのケネディ宇宙センターを飛び立ちました。
(村民の歓声)
川上村のホールでは、およそ100人が応援グッズを手に中継を見守り、油井さんに声援を送りました。
■小学6年生:
「もう興奮しています 川上村の大スターなので自分もうれしい」
■地元の女性
「すごい瞬間を見られて感激しています 明るい未来を本当に期待しています」
■男子高校生:
「自分たちも見習って 高校生で勉強とか宇宙の活動も今しているので、頑張っていきたいと思いました」
■油井さん(打ち上げ直後に宇宙船から):
「ISSでしっかりと任務を果たして 一等星のように輝いて 日本の素晴らしいところを世界中の人に知っていただきたいと思います」
油井さんは打ち上げからおよそ15時間後の日本時間2日午後3時半ごろ、国際宇宙ステーションに到着し、3月から滞在している大西卓哉宇宙飛行士との再会を喜んでいました。
油井さんにとって10年ぶり2度目となる今回の滞在は半年間の予定で、さまざまな科学実験に取り組みます。