加工や消費の中で出る食品の残りをリサイクルして、有機肥料にする施設が岩手県花巻市に完成し、操業を開始しました。

この施設は廃棄物の再利用に取り組む「岩手コンポスト」が、コンビニエンスストアなどの調理加工の過程で出る食品の残り=残さを、有機肥料に活用しようと建設したものです。

分別機を使って遠心力と風力でプラスチック製の包装などと分別したものを、約4か月かけて発酵熟成させます。そうしてできた有機肥料を農家などに販売します。
7月30日に操業を開始し、1日あたり約10トンから12トンの処理を行っていてるということです。

この会社では今後もリサイクル事業を通じて持続可能な社会づくりに貢献したいとしています。