先月行われた参議院選挙を受け、立憲民主党は党の全体会合を開きましたが、出席者からは執行部に対して厳しい意見が相次ぎました。

立憲民主党 野田佳彦 代表
「執行部としては痛恨の極み、党の代表としては痛恨の極みだったと思います。厳しくしっかりと総括をし、次に備えていきたい」

参院選で与党が大幅に議席を減らし、国民民主党や参政党が躍進した一方、立憲民主党は議席を増やせなかったことから党内からは「事実上の敗北だ」との受け止めが広がっています。

こうした中開かれた立憲民主党の全体会合にはおよそ150名が出席し、参院選の結果などをめぐって3時間を超える議論が行われました。

執行部は早ければ今月中に参院選の総括をまとめ予定ですが、出席者からは「『立憲スルー』と言われる現状、存在感が低下している状況ではないかということを厳しく捉えて総括をすべき」などと、執行部に対して注文が相次ぎ、野田代表は「しっかり総括をすることによって次に繋げていきたい」と引き取ったということです。