宮崎県内各地で早期米の出荷が始まっています。
1日は、JAみやざきが宮崎市の水田で、コメの収穫祭を行いました。

1日の収穫祭では、まず、河野知事や早乙女姿に扮したJA職員らが稲刈りを体験。
記者も鎌を使った稲刈りに挑戦しました。

(玉岡克希記者)
「炎天下の中での稲刈りは、とても大変です。農家さんの苦労を感じます」

収穫のあとは、採れたての新米で握られたおにぎりがふるまわれました。

(玉岡克希記者)
「こちらが採れたての新米で握られたおにぎりです。それではいただきたいと思います。コメの甘みが口の中に広がります。塩だけでも十分美味しいです」

収穫祭に参加したJA職員は・・・

(早乙女姿のJA職員)
「(稲刈りは)しゃがんだりあがったりするので、腰がいたくなりました」
「JA職員として、農家さんのことを支えていきたいなと思います」

農林水産省のまとめによりますと、コメの価格高騰が続いていることから、今シーズンは加工用米や飼料用米から食用米への転換が増えたということです。

(JAみやざき 栗原俊朗組合長)
「日本一早いお米だと思いますので、美味しいお米味わっていただきたいと思っております。宮崎にもこんな美味しい米があるということを知っていただきたいと思います」

1日、収穫されたコメは宮崎神宮に奉納されるほか、フードバンクなどに贈られることになっています。

MRTが県内の複数のスーパーに電話取材したところ、県産の新米は5キロが4700円前後で販売されているということです。