仙台市中心部で進む複合ビルの解体工事現場に巨大な「仮囲いアート」が出現しました。仙台ゆかりの有名人もデザインされ、さっそく街の人たちが記念撮影を楽しんでいました。

岩槻日菜記者:
「解体工事中のビルの囲いは巨大なアートで彩られています」
31日は仙台市青葉区のクリスロード商店街で、仮囲いアートのシートを貼り合わせる作業が行われました。このアートは、解体工事中の読売仙台ビルの仮囲いに施されたもので、縦がおよそ6メートル、幅がおよそ33メートルあります。

このビルには、かつてはダイエーが、今年2月まではイオン仙台店が入居していましたが、再開発に伴い閉店しました。仮囲いアートは、ビルの建て替えが進む間も商店街ににぎわいをという願いを込めて商店街の振興組合がデザインを手がけました。仙台七夕まつりの色鮮やかな吹き流しが描かれ、仙台観光アンバサダーの羽生結弦さんと仙台出身のお笑いコンビ、サンドウィッチマンの写真もデザインされています。さっそく、街を訪れた人たちが写真撮影を楽しんでいました。

街を訪れた人:
「すごく映えてるんで期待が高まるかなというかんじ」
街を訪れた人:
「サンドウィッチマンさんや羽生結弦さんが描かれていて、せっかくだから写真撮ろうねと」

この仮囲いアートは、31日に完成し、再来年1月末まで設置される予定です。