気象庁は午後1時から2回目の会見を行い、「津波が高い状態は少なくとも1日以上は続く見込み」だと発表しました。

「一つの波が非常に長い。1時間くらい、一つの周期の波が時間がかかるので、非常に長い間、津波が観測され続けるということになります。少なくとも1日程度以上、津波の高い状態が継続すると考えています」

各地で観測されている津波について、気象庁の担当者は、「必ずしも震源に近いところで高い津波が観測されるというわけではない。今後さらに高い津波が観測される可能性もあり、震源から離れていても油断しないでほしい」と述べました。

カムチャツカ半島沖で過去に発生した地震では、最も高い津波が日本に到達したのは地震発生からおよそ9時間後だったということです。

気象庁は、津波警報などが解除されるまでは避難を続けるよう呼びかけています。