小泉農林水産大臣は、日本酒などの「加工用」に2020年産の備蓄米を放出すると明らかにしました。

小泉進次郎 農林水産大臣
「食品加工業界や日本酒・焼酎の業界において、安定的な価格で原料米を必要な量を確保してもらえるように令和2年産の備蓄米7万5000トンを随意契約にて販売いたします」

小泉農水大臣はこう述べ、2020年産の備蓄米、いわゆる「古古古古米」7万5000トンを日本酒や焼酎などの「加工用」向けに放出すると明らかにしました。

随意契約の申し込みは、8月1日の午前10時から開始するということです。

農水省は今月初めに「加工用」にも備蓄米を放出する方針を表明していて、今年収穫される加工用米の作付面積などを踏まえて数量などを決めるとしていました。