ことし6月までの1年間のコメの需要量について、農林水産省は当初の見通しより38万トンも多い711万トンだったと明らかにしました。
農水省はこれまで、コメの価格が高騰した要因について「業者が在庫を増やしたことで流通が目詰まりしている」「コメの生産量は足りている」などと説明してきました。
こうしたなか、農水省は去年7月からことし6月までの1年間のコメの需要量について、当初の見通しの673万トンよりも38万トン多い711万トンだったと発表しました。
実際の生産量は679万トンで4年連続で需要が生産を上回っています。
コメ不足が今回の価格高騰につながった可能性もありますが、農水省は、需給の見通しを大幅に誤ったことについて「検証中」と説明しています。
このため、例年7月末に示してきた来年6月までの1年間のコメの需要見通しの公表を初めて見送りました。
政府はことしから増産に向けて舵を切っていますが、今後開かれる関係閣僚会議で今回の価格高騰の要因などをどのように明らかにするのかが焦点となります。
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