ロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震を受け、林官房長官は北海道から和歌山県の太平洋側の沿岸に津波警報が発表され、高いところで3メートル程度の津波が予想されているとして、警報が発表されている地域の住民らに対し、直ちに高台や避難ビルなどの安全な場所に避難するよう呼びかけました。

また、現時点で人的・物的被害は確認中としています。

政府は地震発生後、官邸危機管理センターに情報連絡室を設置し対応してきましたが、津波警報の発表に伴い、官邸連絡室に改組し、被害情報の把握にあたっています。

また、津波が到達しても第2波、第3波がより大きくなって到達することがあるとして、津波に関する情報に十分注意し、警報が解除されるまで安全な場所から離れないよう呼びかけています。