高速道路の通行量が増える年末年始を前に、多重事故が発生した場合の対応や手順を確認する訓練が、岡山市北区で行われました。

訓練は「高速道路上で衝突した乗用車2台に、タンクローリーが追突した」との想定で行なわれました。

NEXCO西日本や消防・警察などが参加し、「事故情報の伝達」や「けが人の救出」、「消火活動などの手順」を確認しました。




NEXCO西日本岡山高速道路事務所の管内では、今年は427件の事故が発生していて、「スピードの出しすぎ」や「よそ見」などが原因だということです。

(NEXCO西日本岡山高速道路事務所 山口卓位 所長)
「現場に即座に走るのは、高速隊や警察の方々なんですけれども、依頼をする消防の方々への連絡を密にすることによって、より迅速な対応ができるものと思っております」

NEXCO西日本は、特に交通量が増えるこれからの時期、運転には十分気を付けて欲しいと話しています。