愛媛県新居浜市内で足の一部を失ったネコが複数発見され、保健所では、動物虐待の可能性もあるとして、調査しています。

NPO法人えひめイヌ・ネコの会 地元会員 松尾かおるさん
「(保護した際の状況)網で捕獲しました。ぜんぜん人慣れしてないので捕まえるまでに約2ヵ月ぐらいかかったので。ほっとしました」

足を失ったネコが発見されたのは、新居浜市の萩生地区で、動物愛護団体のNPO法人「えひめイヌ・ネコの会」の地元会員によりますと、6月までの1年間に片方の前足の一部が無いネコ2匹を保護したということです。

地域住民によりますと同様のネコは、数年前から目撃され保護した以外にも3匹いるということで、地元には不安が広がっています。

地域住民
「数が増えているのが不安です。虐待というのはまだ分からないんですけどあれは明らかにあの切り口とか痛々しい姿を見ると半ば虐待に近いような」

通報を受けた西条保健所では、虐待の可能性も視野に調査する一方、「えひめイヌ・ネコの会」でも情報提供を呼びかけています。