愛媛大学は県内でも不足している教員の確保へ、教育学部の教員養成課程に地域枠を導入すると発表しました。

愛媛大学によりますと、教育学部教員養成課程の地域枠は2027年度から導入され、定員は10人です。
これに伴い、一般入試の後期日程は廃止されます。

出願要件は卒業後、県内で教職に就き、特に過疎地で活性化に貢献する意思に加え、ボランティアなどでそうした活動経験があること、などとなっていて、大学入学共通テストは必要とせず、書類と面接で選考するということです。

そして、入学後も、過疎地の学校に求められる教員を養成する「地域創生プログラム」などの受講が計画されていて、仁科弘重学長は「愛媛大学の人材育成機能をさらに強化・充実させたい」と話していました。