29日の岩手県内は広い範囲で晴れて、各地で厳しい暑さとなりました。

観測史上最高の気温を記録した地点も多くありました。
岩手県内は朝から広い範囲で晴れて気温がぐんぐん上がり、最高気温は北上で38.3度、奥州市江刺で38.2度などとなり、2025年最多となる17地点で猛暑日になりました。
また、34の観測地点中9地点で観測史上最高の気温を記録しています。
岩手県内で3番目に暑い38度を観測した一関も、日差しが強く帽子や日傘で日を遮る人の姿が多く見られました。

(街の人は)
「10時頃から日光が体にしみこむようで辛いです」
「朝から暑いです。車のなかにいても暑くて、我慢できなくて、今外に出ました」

消防によりますと29日午後4時までに県内では熱中症とみられる症状で10代~80代の男女8人が病院に運ばれました。

あす以降、週末にかけて暑さは徐々に収まる予想ですが、湿度が高いため熱中症には引き続き注意が必要です。