若い世代に「闇バイト」の危険性を訴えようと、警察と高校生が、朗読劇を撮影しました。

朗読劇の撮影は、YouTubeを通じて「闇バイト」への加担防止を呼びかけようと、南国警察署と高知県立山田高校の演劇部員が行いました。

「闇バイト」は、SNSを利用して犯罪の実行役を募集するもので、巻き込まれると、知らないうちに犯罪に加担してしまうリスクがあります。

今回撮影した朗読劇の台本も「男子高校生がSNSを通じて強盗の闇バイトに応募してしまった」という“実例”が元になっているということです。

◆山田高校 演劇部 中田美晴海 部長
「(相手に)最初に『明るい対応』をされたら、闇バイトと気づかないのかな…という疑問はあったので、そこは危険な点だと思いました」

◆南国警察署 中岡裕介 生活安全官兼刑事官
「闇バイトは、アルバイトではない、犯罪実行役の募集です。絶対に応募してはいけません。もし応募してしまった人がいたら、勇気を持って抜け出し、すぐに警察に相談していただきたいです」

今回撮影した朗読劇は、8月上旬、高知県警のYouTubeチャンネルにアップされる予定です。