陸上自衛隊八戸駐屯地は、2024年9月、20代の陸士が「ウイスキー」や「テキーラ」など約10杯を飲んだあと、車を運転し事故を起こしたとして、停職4か月の懲戒処分としました。

陸上自衛隊八戸駐屯地によりますと、第5高射特科群に所属する20代の陸士は、2024年9月、宮城県多賀城市で、酒を飲んだあと車を運転し、中央分離帯に衝突しました。

この事故を起こす前には仙台市の飲食店で、「ウイスキー水割り」7杯、「テキーラ」2杯、「ビール」1杯程度を1人で飲んでいたということです。

当日は非番で聞き取りに対し、「帰省していた」と話しているということです。

陸上自衛隊八戸駐屯地は29日付で、この陸士を停職4か月の懲戒処分としました。

また、事故のあと、陸士は上司である30代の2等陸尉に報告しました。

ただ、この上司は事情を知っていたのにも関わらず、適正な措置を怠ったとして、29日付で、停職8日の懲戒処分を受けました。