日本郵便は昨年度の郵便事業の営業損益が630億円の赤字だったと発表しました。赤字は3年連続です。

日本郵便によりますと、2024年度の手紙やはがきなどの郵便事業の営業損益は630億円の赤字となりました。

赤字自体は3年連続ですが、去年10月に郵便料金を値上げした影響で収支が改善し、896億円の赤字だった2023年度と比べて赤字幅は縮小しました。

日本郵便は郵便事業の営業損益について今年度は黒字になるとしています。

ただ、人件費など物流にかかるコストが増えているほか、インターネットやSNSの普及で郵便物はピーク時の半分以下にまで減っていて、来年度には再び赤字に転落する見通しです。