静岡県の鈴木康友知事は7月29日、子どもが平日に登校せず家族と体験活動などで学びを深める「ラーケーション」制度を県立高等学校中等部2校で初めて導入すると発表しました。
「ラーケーション」は、英語で学びを意味する「ラーニング」と休暇を意味する「バケーション」を組み合わせた造語で、子どもが平日に登校せず、保護者とともに郊外での体験学習などに取り組み学びを深める制度です。
鈴木康友知事は、県立の清水南高等学校中等部と浜松西高等学校中等部の2校でラーケーション制度を導入すると発表しました。
7月1日に運用を試行的に開始し、9月以降に各家庭から申請を受け付けるということで、最大で3日取得可能です。事前に届け出れば、平日に登校しなくても欠席扱いにならないということです。
県は、学びの例として、農業体験や史跡の見学、音楽や演劇、絵画など芸術作品に触れることなどを挙げています。
今後、県は各市町と連携しながら、ラーケーション制度の導入を拡充し、子どもたちの「家族とのつながりや多様な学びを深める」時間が充実するよう後押ししていく方針です。
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