2025年は在校生のおよそ4分の1にあたる175人の有志がパレードに参加する予定です。

練習の中心となるのは、2人の3年生。
高校さんさ踊り実行委員会の菅原耀仁委員長と加美山達斗副委員長です。

踊りや太鼓、笛の音を揃えることはもちろんですが…

(菅原耀仁委員長)
「列がどんどんずれてしまっているのがまだ課題」

(加美山達斗副委員長)
「列が…今までここで練習していなくて3列で練習していて、それが7列になって端と端が合っていなくて…」

隊列を整えることも訪れた観客を魅了する大切な要素です。

(菅原耀仁委員長)
「列を合わせることを今日の目標として、がんばりましょう」

盛岡の28日の最高気温は34.7℃と、猛暑日一歩手前の厳しい暑さ。
そんな中、生徒たちは汗と笑顔を輝かせながら練習に励みます。

(3年生は)
「本当に楽しくて本番が待ちきれない」
「みんなで最後笑って終われるさんさにしたい」

「夏といえばさんさ」
「みんなで笑顔でやろうかな」
(1年生は)
「盛岡商業高校の(さんさ)も見ていたので、かわいいな~って思って」

(かわいい一員になれてる?)
「なれてるんじゃないですかね?」
「盛商さんさ楽しむぞ、お~!」

初日の第2集団に登場する盛岡商業高校は、本番前日の31日まで1日1時間半程度の練習を続けることにしています。

(菅原耀仁委員長)
「(今日の練習は)60点。みんなが踊っているときに楽しく元気に踊り終えるのがベスト。当日は200点を目指す」

高校生らしい笑顔はじける演舞で沿道に訪れた人たちの笑顔の花も咲かせます。