渋滞緩和を目的として、熊本県は、朝のピーク時間帯を避けた時差通勤などを1日平均1万人規模で実施します。

県は朝の通勤ラッシュ時の交通量を減らすため、2024年に熊本市と合同で、1日平均4000人規模での時差出勤やテレワークなどの「オフピーク通勤」を推進していました。

木村知事は7月29日の会見で「県庁交差点や水道町交差点で一定の効果があった」として、今回は民間企業を巻き込み9月の1か月間で1日平均1万人規模の「オフピーク通勤」を実施すると発表しました。

木村敬知事「オフピークをすれば渋滞は減るんだと、自分たちも渋滞問題に取り組めているんだということを感じてもらおうと、県民運動の流れになればいい」

時差出勤などに取り組む「渋滞対策パートナー登録制度」には現在、企業102社から申請を受けているということで、熊本県は8月29日までに200社の登録申請を目指しています。

木村知事はこの渋滞解消をさらに進めるため、8月26日に熊本市の大西市長と会談する予定です。