共働き家庭などの小学生を預かる「学童保育」について、待機児童が今年5月の時点で1万7013人に上っていることが、こども家庭庁の調査でわかりました。

共働き家庭などの小学生が放課後の時間を過ごす放課後児童クラブ、いわゆる「学童保育」について、こども家庭庁が今年5月に調査したところ、利用できなかった待機児童は1万7013人(速報値)に上ったということです。前の年より673人減ったものの、過去6番目に多い数です。

一方、「学童保育」を利用している児童は、156万8588人(速報値)に上り、前の年から4万8636人増えて、過去最多となっています。

こども家庭庁の担当者は「共働きの家庭が増えていることなどで、放課後児童クラブのニーズも高まっていて、待機児童の数もまだまだ多い」などと話しました。