皇后さまは皇居で養蚕の最後の行事「御養蚕納の儀」に臨まれました。
皇后さまは、きょう(28日)午前10時半ごろから皇居の「紅葉山御養蚕所」で今年の養蚕の締めくくりとなる「御養蚕納の儀」に臨み、収穫した生糸の束を神前に供え、拝礼されました。
養蚕は明治天皇の妃・昭憲皇太后が始めて以来、歴代の皇后に引き継がれていて、皇后さまは今年も、日本古来の品種「小石丸」「白繭」「黄繭」「天蚕」の4種類の蚕を飼育し、養蚕を担当した関係者に感謝とねぎらいの言葉をかけられたということです。
また、昨年(2024年)に続き、「小石丸」の繭が三重県の伊勢神宮に出荷されました。
繭は、2033年に伊勢神宮の式年遷宮で使用されるということです。
宮内庁によりますと、養蚕には天皇陛下と長女・愛子さまも関心が高く、ご一家で収穫作業をされることもあったということです。
注目の記事
年末の大掃除に「終活」の視点を! 実家の片付け、業者に委託すると…費用は「平均100万円」

コメダ珈琲を訪れた80代男性「100万円を持って来ている」ベテラン店員が感じた“違和感” 特殊詐欺被害を防いだ「いつもの会話」

「役員は下を向いて黙っているだけ」笹子トンネル事故で亡くなった姉 中日本高速道路の姿勢に妹が感じた“諦め” 【天井板崩落事故の遺族の訴え 前編・中編・後編の前編】

お年玉の由来って何?お金じゃなくて「餅だった」説&「大人同士のやり取りだった」説 歴史学から見ると

「カビた部分だけ捨てる」は誤解 中には“最強クラスの発がん性”を持つ毒も…加熱しても消えない『カビ毒』の正体

「私の長女は事件で亡くなりました。はっきり言うと、殺されました」20年前に殺人事件で長女(28)を失った父親が訴える「命」の意味【前編】









