皇后さまは皇居で養蚕の最後の行事「御養蚕納の儀」に臨まれました。
皇后さまは、きょう(28日)午前10時半ごろから皇居の「紅葉山御養蚕所」で今年の養蚕の締めくくりとなる「御養蚕納の儀」に臨み、収穫した生糸の束を神前に供え、拝礼されました。
養蚕は明治天皇の妃・昭憲皇太后が始めて以来、歴代の皇后に引き継がれていて、皇后さまは今年も、日本古来の品種「小石丸」「白繭」「黄繭」「天蚕」の4種類の蚕を飼育し、養蚕を担当した関係者に感謝とねぎらいの言葉をかけられたということです。
また、昨年(2024年)に続き、「小石丸」の繭が三重県の伊勢神宮に出荷されました。
繭は、2033年に伊勢神宮の式年遷宮で使用されるということです。
宮内庁によりますと、養蚕には天皇陛下と長女・愛子さまも関心が高く、ご一家で収穫作業をされることもあったということです。
注目の記事
うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 「使命感で」体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発、また透析生活…次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山

【1300年ぶり天体ショー】“一生に一度の輝き” 緑に光る“レモン彗星”最接近へ 島の天文台館長が伝授「日の入り後1時間」の勝負

