中国地方5県を舞台に開催中の全国高校総体=インターハイ。陸上競技は25日から熱戦が繰り広げられていて、岡山勢も活躍を見せています。
暑さ対策のため競技方式が大幅に変更された陸上競技。準決勝なしのタイム決勝となった女子100メートル2組には、高校2年生・歴代8位の記録を持つ金光学園の瀧本椰々子選手が登場しました。
号砲スタートではやや出遅れたものの後半に伸びを見せた瀧本選手。11秒60の好タイムで組・2位に。全体では5位入賞を果たしました。
(金光学園2年 瀧本椰々子選手)
「うれしいです。来年はもう1回インターハイに帰ってきて日本一をとりたいです」
また女子1500メートルは予選なしの一発タイムレース。4組には岡山市出身で仙台育英高校2年の黒田六花選手と倉敷高校3年のジャネット・ジェプコエチ選手が姿を見せました。序盤、両選手とも集団でレースを進めますが、700メートル付近でジャネット選手が先頭に。そのまま後続との差を拡げ大会連覇を果たしました。
(倉敷高校3年・ジャネット・ジェプコエチ選手)
「きょうのレースはちょっときつかった。でも1番。めっちゃうれしいです」
黒田選手は2年生ながら全国11位と健闘。悔しさをにじませつつも次への意欲を見せました。
(仙台育英高校2年 黒田六花選手 岡山市出身)
「目標は入賞だったのでほど遠いなというのを感じた所です」
「駅伝に向けて切り替えて頑張って来年もう一度インターハイの決勝で次こそは上位入賞できるように切り替えて頑張ろうと思います」
1500メートルのほかの岡山勢では、倉敷高校2年の藤田莉沙選手が2組で2番手だったものの入賞はならず。
津山高校3年のドルーリー朱瑛里選手は終盤まで先頭を引っ張ったものの、ラスト1周で捉えられ悔しい結果に。また、きょう行われた800メートルでは惜しくも9位でした。
おととい(26日)行われたソフトテニス男子個人の決勝に、尽誠学園の亀安・関口組が臨み、同じ尽誠学園の山本・笹川組を下して優勝しました。
きのう行われた男子砲丸投げ決勝では、玉野光南高校の赤澤瑠依選手が17メートル36をマークして、準優勝を果たしています。
そして、きょう(28日)行われた女子走高跳では、倉敷商業高校の秋岡里緒選手が1メートル70センチで優勝しました。