これに対して、国会議員や県議が出席した26日の県連の会議では森屋さんの辞意を重く受け止めるとしながらも、10月21日の会長任期満了までの留任を要請することを決めました。

自民党県連 浅川力三会長代行

自民党県連 浅川力三会長代行:
「混乱の時期でこれは内々の部分がありまして、まだ今回の選挙に関する検証も行われないなかで、次の会長云々ってことは様々なことが発生するだろうと」

しかし 会議後、森屋さんはUTYの取材に対して「任期満了を前に辞任する意思に変わりはない」と留任を否定していて、県連会長を巡っては混迷を深めています。

長崎幸太郎知事

この背景にあるのは次期会長の任期中にある知事選挙。

県連会長は現職の国会議員が務めるのが慣例ですが、現職の長崎知事の後ろ盾となっていた森屋さんが落選したことで、県連の主導権も含めた駆け引きがあります。