宮崎県延岡市の臨時議会で、初当選した三浦久知新市長が所信表明し、「オール延岡で未来を作っていきたい」と抱負を述べました。

今月20日に投開票が行われた延岡市長選挙で初当選した三浦久知市長。28日、開かれた臨時議会で所信表明に臨みました。

延岡市ではこれまで読谷山前市長が議会側と対立する場面もありましたが、三浦市長は次のように抱負を述べました。

(延岡市・三浦久知市長)
「この延岡に『住んでよかった』『生まれてよかった』という希望が持てるまちにするためには、市民の皆様と市役所議会の皆様が同じ目線で、共感しながら進んでいくことが大事であると考えております」

(延岡市議会 早瀨賢一議長)
「ボトムアップを重視しながら市政運営を進めていくと思っているし、そういうところを議会として期待している。対立ではなくて会話で『オール延岡』で、一つに進めていただきたい」

三浦市長は、市役所に「こども未来部」を設置することや、地域商社の設立による経済の活性化などに取り組む方針です。