柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり県民から意見を聞く2回目の公聴会が開かれました。

花角新潟県知事が再稼働に関して県民の意思を見極める「手法の一つ」としているこの公聴会。2回目の今回は長岡市など立地地域以外の中越地方を中心に19人が意見を述べました。

【再稼働に反対の60代男性】
「万が一のことが起こった場合の風評被害については観光業だけではなくて農林水産業、大変幅広い業界に影響が出るものと思われる」
【再稼働に賛成の60代男性】
「原発に代わるエネルギー源が出てこないうちは単なる恐怖症によって原発を簡単に手放してはいけません。」

県民へのさらなるメリットを再稼働の条件とする意見も目立ちました。

【再稼働に条件付き賛成の40代男性】
「1kWh当たりの電気料金を発電所からの距離に応じて段階的に割り引く仕組みはどうか」
【再稼働に条件付き賛成の40代男性】
「UPZ圏内にかかる面積割合に応じた交付金の支給を条件としたうえで賛成」

公聴会は8月31日まであと3回開かれます。