福山駅前にありながら、1階部分以外が使われていない「エフピコRiM」について、2階部分の活用に向けた動きが始まります。

エフピコRiMは、福山市が所有する地上9階地下2階の施設です。

2020年に商業施設としては閉店し、2年後、1階部分には複合施設が開業しましたが、他のフロアは使われないままです。

今年5月、市は、2階と3階について、不動産業などを対象に活用案を調査しました。

入居希望の企業からは早期の事務所開設を求める声があがる一方、運営希望社にとっては「両フロアでは改修費が膨らむ」として、2階のみを活用することにしました。

福山市 枝広直幹市長
「やはり、総意は2階にあるということですので、3階は白紙です。今後の課題にとっておきます」

今後、運営事業者を公募し、12月に決定。改修などを経て、2028年4月ごろのオープンを目指します。