活発になる“石破おろし” 署名も集まり着々と進む
自民党内では“石破おろし”の動きが活発になっています。
Q.高木さんも署名にサインする?

自民党 高木啓 衆院議員(7月25日午後2時半ごろ)
「もちろんです、はい」

「両院議員総会」の開催を求める署名。総会は総理退陣につながる議案を決定することができます。サインしているのは旧安倍派の高木議員です。

自民党(旧安倍派) 高木啓 衆院議員
「石破総理1人ではなくてね、自民党執行部全体として、やはり責任をとられるべきだ」
署名のとりまとめに動いているのは、石破総理と距離をおく「旧安倍派」や「旧茂木派」、「麻生派」の中堅・若手議員たち。
「両院議員総会」の開催に必要な署名は確保したといいます。

自民党(旧茂木派) 笹川博義 農水副大臣
「少なくとも、もう3分の1はクリアしましたので、過半数を目指して頑張っていきたい」

7月25日夜、麻生太朗最高顧問ら麻生派の幹部は、都内の日本料理店で会合を開きました。
こうした党内のうねりに、中堅議員は危機感を示しています。

自民党 中堅議員
「結局、元の派閥単位で権力闘争をしかけているだけだ。下手をすると党が分裂してしまう」
また、自民党の公的な組織「青年局」が、公然と退陣を求めるなど、“石破おろし”が収まる気配はありません。

















