野党の政策責任者が会談し、ガソリン税の暫定税率を年内の出来るだけ早い時期に廃止することを目指し、法案を早期に国会へ提出することで一致しました。

野党が通常国会で提出したガソリン税の暫定税率を廃止する法案は、衆議院で野党の賛成多数により可決したものの、与党が多数を占める参議院では採決が行われず、廃案となっていました。

その後おこなわれた参議院選挙の結果、野党がまとまれば、法案を成立させられる状況になったことを受け、きょう、野党8党の政策責任者が会談しました。

立憲民主党　重徳和彦 政調会長
「ガソリン暫定税率の廃止に向けまして、野党結束をして、自公政権に求めていくということを改めてきょう、この場を皮切りに取り組みを進めていきたい」

野党各党は、年内のできるだけ早い時期に暫定税率を廃止するため、早ければ来月1日に召集される予定の臨時国会で提出する考えで一致しました。

参議院で法案を賛成多数で可決・成立させるには、8党だけでは数が足りないため、参院選で新たに議席を獲得した「チームみらい」や無所属の議員にも働きかけたいとしています。