子どもたちに司法の世界に関心を持ってもらおうと夏休み中の小中高生を対象にしたイベントが開かれ、模擬取り調べなどを見学しました。

検察官
「今読み上げた事実の意味は分かりますか?」
 被告役
「はい。分かります」
検察官
「どこか間違っているところはありますか?」

きょう、法務省で開かれたのは夏休み中の小中高生たちを対象に弁護士らによる有志の団体が主催したイベントです。

検察官が被告役の男性に向き合って行う模擬取り調べ。子どもたちはメモを取りながら真剣なまなざしで見つめています。

50人ほどが参加し、裁判の傍聴や取り調べ室の見学のほか、検察官や弁護士などとの座談会も開かれました。

参加した小学4年生
「人の気持ちを考えられるところがすごいな 、もっと(法曹の)仕事に関わりたいなと思った」

参加した高校1年生
「本物の取り調べや質問の仕方を感じて、すごく司法の世界に興味を持った」