新潟市の繁華街・古町で今秋、本格的な陸上のレーンが設置され、モール内を駆け抜けるイベントが開催されます。
手掛けるのは全国でイベント展開する陸上系YouTuberです。

舞台は、新潟市中央区古町7番町、およそ160mの古町モール。
多くの人が利用する古町のモールで、50m走ができるということです。

下見に訪れたのは大貫健太さん(35歳)は、『ケンちゃん』という名で活動する、登録者5万人超えの陸上系YouTuberです。

「今35歳で、2か月前に100mを10秒59で走りました」

そんなケンちゃんと、陸上競技をする社会人で構成された『F.A.S.T. Niigata』がタッグを組んで企画したこのイベント。
ケンちゃんは、全国各地の商店街などで同じような短距離走のイベントをしていますが、日本海側では今回が初めて。

古町モールの中に、ビックスワンと同じ陸上のトラックや、公式の大会などでも使われるタイム計測器が用意され、本格的なレースが開催されます。

【F.A.S.T. Niigata 春川圭輔さん】
「夢を実現できる人たちを、こういうイベントで身近に感じてもらうことで、夢を持って生活してほしいなという思いで…」

24日には、秋の本番で当日ゲスト参加する北京オリンピック銀メダリスト・塚原直貴さんとの打ち合わせも行いました。

【塚原さん】
「イベントの次にどんなムーブメントが起きるかってところまでが“町おこし”…」

【ケンちゃん】
「人が全力で走るところって、すごく迫力がありますよね。それよりも数段、迫力があると思ってください」

市街地活性化の思いも込め、誰でも参加できるこのイベントは、11月9日に開催が予定されています。

「ぜひ古町の商店街の魅力を、皆さん感じて下さい」