宿題を早めに終わらせて夏休みを充実させようと、山口県山口市の児童が24日、地域の中学生などのボランティアに手伝ってもらいながら宿題に取り組みました。



大殿小学校で行われたのは「夏休み宿題やっつけ大作戦」。

夏休み中の3年生から6年生およそ110人が参加しました。

早めに夏休みの宿題を終わらせて充実した休みを過ごしてほしいと、毎年行われています。

地域の中学生や高校生、大学生およそ30人が先生役になってわからないところなどを教えます。

児童は午前中の2時間、教えてもらいながら集中して夏休み帳やドリルの問題を解いていました。

小学6年生
「割合、わからないところを教えてくれました。あまりそういう経験がないので、わかりやすかったし、もっと頑張ろうと思いました」
「国語の文章のところとかを教えてもらいました。こうやったらいいみたいなところがあって、そこを見たらわかりやすいよって言ってもらいました」

宿題を手伝ってもらうことで、地域の人とコミュニケーションを取ることも狙いです。

小学3年生
「割り算とか難しいところがあったので、そこを教えてもらいました。夏休みに万博に行くので、その前に全部終わらせたいなと思います」

ことしから宿題をした後は、みんなで一緒にお昼ごはんを食べるということです。

「夏休み宿題やっつけ大作戦」は25日も行われます。