今年5月、大分市都町の飲食店で女性社員に因縁をつけ、「みかじめ料」を要求したとして、警察は飲食店経営の35歳の男に中止命令を出しました。

警察によりますと、男は今年5月下旬、大分市都町にある飲食店の女性社員に対し、因縁をつけたうえで、「みかじめ料」として毎月6万円を支払うよう要求しました。

男は、指定暴力団六代目山口組傘下組織の組員と一定の関係にあり、女性社員と顔見知りだったということです。

警察は今後、不当な要求行為を行わせないため、暴力団対策法に基づき中止命令を出しました。男は「わかりました。命令は守ります」と話しているということです。

男は去年6月、暴力団組員が客引きをしていた男性に不当に現金を要求した現場に立ち会っていて、中止命令を受けていました。