大分県臼杵市の旧野津校跡地に、この春オープンした交流施設「のつてらす」が、入場無料の遊び場として大きな人気を集めています。利用者数は当初の予想を大きく上回っています。
「のつてらす」は、臼杵市が世代間や地域間の交流を目的に、旧野津高校の普通科教室棟を改修して整備した施設です。今年4月26日にオープンし、1階と2階には子どもたちが自由に遊べる遊具や休息スペースが設けられ、多くの家族連れでにぎわっています。

(利用者)「暑いので涼しく過ごせる場所があって助かります」「本もおもちゃもたくさんあって楽しい」
施設内には、乳幼児だけでなく、少し大きな子どもたちも楽しめる大型遊具やボルダリングスペースが整備され、エアコンの効いた屋内で思いきり体を動かすことができます。
(子どもたち)「高くてドキドキする」「楽しい」「ブランコが楽しかった」

また、持参した弁当などを食べるスペースも用意され、食事を挟んで長時間滞在することも可能とあって、市外から訪れる人も少なくありません。
(利用者)「大分市から来ました。無料でこんなに子どもたちが遊べるのはありがたいです」「何時間あっても足りないくらい。今年の夏も暑いと聞いているので、屋内で遊べる場所があるのは助かります」

「のつてらす」は4月26日のオープンからわずか2か月で来場者が1万人を突破し、臼杵市の新たな遊び場として定着しつつあります。
(臼杵市市民生活推進課・祖父江伸矢さん)「子どもたちが天気を気にせずに自由に涼しい環境で遊べるというのがこの施設の一番の魅力です。週末のオープン時には多くの方にご利用いただいており、さまざまな世代が一緒に楽しめる場所になっていると思います」
「のつてらす」は、暑さや天気を気にせず思いきり遊べる施設として、この夏休みも土日・祝日のみ一般に開館しています。