盛岡市に宿泊税を導入することに向けた4回目の検討委員会が開かれ、制度の運用にあたっては市が制度の周知に努めることなどを確認しました。

盛岡市内のホテルなどに宿泊した客から宿泊税を徴収し、観光振興に役立てようと議論が進められているものです。
過去3回の検討委員会で税額は一律200円とし修学旅行生などへの課税免除は設けない方向で検討が進められてきました。

22日は4月に開催された宿泊事業者向けの説明会で出た意見や、5月から6月にかけて行われたパブリックコメントに寄せられた声などが報告されました。

検討委員会では、宿泊者が宿泊税の支払いを拒否した場合にどうするのかといった懸念が示され、市として制度の周知に努めることを確認しました。
検討委員会は8月下旬にも開かれ、検討結果が市長に報告されたのち、市議会12月定例会に提出される予定です。