連日の猛暑で米作りへの影響が心配される中、JAえちご中越と米の卸売業者の懇談会が22日開かれ、25年産米の生育は概ね順調と報告されました。

長岡市を中心とするJAえちご中越と米の卸売業者などが集まって開催された懇談会。

今年度産米の生育状況が報告されました。
JAえちご中越によりますと稲作農業者が高温に負けない土づくりやこまめな水管理などした甲斐があり、生育はおおむね順調だということです。

ただ、高温により稲の葉の色が低下しているとして出穂直前にする追肥を呼びかけました。

【JAえちご中越 技術指導統括 高橋友行さん】「温度が高い中で葉っぱの色が非常に低下してきているということで、きちんと穂肥を打ってくださいそして飽水管理をしてください」

その他、懇談会では消費者に米を安定して提供するための対策などが共有されました。
【JAえちご中越 経営管理委員会 吉田文彦 会長】「この後、大きな天変地異とかなければある程度の生産量は確保できるだろうということですから、コメが足りないということはあまり考えなくてもいいんじゃないかなと」