気象庁は7月22日(火)に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。北海道・東北・関東甲信・北陸・東海・近畿の日本海側・中国地方では、向こう2週間程度の気温が「かなり高く」なる見込みだということです。
5日間の平均気温の平年差は+1.8~2.8℃で、「かなりの高温」となることが予想されています。
気象庁の解説によりますと「早期天候情報」とは、10年に1度程度しか起きないような著しい「高温」や「低温」、「降雪量(冬季の日本海側)」となる可能性が、いつもの時期よりも高まっているときに、その天候が予想される6日前までに発表される情報です。
また、6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に情報は発表されるとしています。

連日の「暑さ」のなか…また「大雨」か
24日にかけ全国で大気の状態不安定に
連日「暑い日」が続くなか、24日にかけては全国的に大気の状態が不安定となり、「大雨」となる恐れがあるようです。
気象庁の発表する「短期予報解説資料」によりますと、24日にかけては全国的に、日中の気温上昇や上空の寒気、気圧の谷に向かう暖かく湿った空気や、地上の高気圧の縁を回る暖かく湿った空気など複数の影響で、大気の状態が不安定となる見込みです。このため、24日にかけては雷を伴う激しい雨や、非常に激しい雨が降り「大雨」となる所があると予想されていて、土砂災害、低い土地の浸水、河川の 増水に注意・警戒し、落雷や突風、降ひょう、局地的には竜巻などの激しい突風に注意が必要だと気象庁が呼び掛けています。
※【5日先までの雨と風の予想シミュレーション】は、関連リンクからご覧いただけます。
以下、各地方別の「高温に関する早期天候情報」の詳細です。