舟下りで知られる岩手県一関市東山町の観光名所、猊鼻渓に7月、23歳の新人船頭がデビューしました。

猊鼻渓舟下りの船頭として1日にデビューしたのは、宮城県栗原市出身の菅原颯斗さん23歳です。
国の名勝に指定され、日本百景のひとつにも数えられる猊鼻渓の舟下りでは、船頭は長さおよそ7メートル、重さ7キロの棒を操って舟を進めながら美しい風景など見どころを解説していきます。

菅原さんは2024年8月に初めて猊鼻渓を訪れ、船頭の仕事に魅力を感じると、2025年4月にはげいび観光センターに入社し、およそ3か月間の研修を経て、デビューしました。

(菅原颯斗さん)
「皆様に楽しんでもらえるように目配りのできる船頭になりたい」

岩手の観光地を支える若い力に期待がかかります。