岩手競馬の重賞レース、JpnIII・マーキュリーカップが21日盛岡で行われ、中央競馬所属で川田将雅騎手騎乗の1番人気、カズタンジャーが交流重賞初挑戦で初制覇を飾りました。

盛岡競馬場のダート2000mで争われた今年のマーキュリーカップには、中央・地方あわせて10頭の馬が出走しました。
レースは岩手競馬のヒロシクンと中央のメイショウフンジンの7枠の2頭が先行すると、後方の馬との差をどんどん広げていきます。

単勝オッズ3倍で1番人気に推された川田騎手騎乗のカズタンジャーは、第3コーナーから徐々に進出を開始すると直線で外から力強く伸びて、最後は途中から先頭に立った去年の覇者クラウンプライドをゴール直前でかわし、優勝しました。
カズタンジャーは交流重賞初挑戦で初制覇です。

地方勢の最先着は9番人気だった岩手競馬のサクラトップキッドの4着でした。