帰宅後も「一息つく暇」なし

午後5時、ウニョンさんが退勤しました。

自宅に戻っても一息つく暇はありません。

イ・ウニョンさん
「旦那のほうが料理ができるので週末とかは力をいれてやってもらったりしています。共働きだと、お互いどれだけ協力するかが大事かなと思います」

この日は、ウニョンさんが夕食づくりの担当。

育児や家事を夫婦で一緒にしていることも仕事と両立できている理由だといいます。

家族4人がそろうのは「夕食の時間くらい」

子どもたちが帰ってきました。

「おかえり~」

家族4人で食卓を囲みます。

イ・ウニョンさん
「給食は何だった?」

長男
「米粉パンとラタトゥイユ」

イ・ウニョンさん
「同じ場所に家族みんなが集まるのはこの時間くらいかな。フル勤務だったら日によっては食事の時間はバラバラかもしれないですね」

「トータルで環境が整わないと少子化の解決難しいと思う」

子育てと仕事を両立しているように見えるウニョンさんですが、将来への不安がまったくないわけではありません。

イ・ウニョンさん
「親にとっては負担が大きい、経済的にも環境的にも社会の雰囲気としてトータルで整っていないと少子化の解決はなかなか難しいかなと思います。安心感は子育てをする上で結構大事なのかな」