百日せきや水ぼうそうの流行を受けて、大分県は夏休み期間中の感染予防の徹底を呼びかけています。
県によりますと、県内では今年に入り、7月2週目までに百日せきの患者が428人報告されています。これは2018年に現在の方法で調査を開始以降、年間累計で過去最多となっています。
また、水ぼうそうは定点当たりの患者の数が、6年ぶりに注意報基準を超えています。
感染症の流行を受けて県は、人の移動が活発化する夏休みシーズンを迎え、予防策の徹底を呼びかけています。
基本的な対策として、「体調がすぐれない場合は外出を控える」「こまめな換気・手洗いや手指消毒」などを挙げています。また海外への渡航にあたっては、予防接種歴の確認や渡航先での流行状況を把握してほしいとしています。