土用の丑の日に合わせ、高知市の妙國寺(みょうこくじ)では「ほうろく灸」が行われました。妙國寺(みょうこくじ)の「ほうろく灸」は起源には諸説ありますが、江戸時代頃から行われている伝統行事です。

素焼きの皿にもぐさを乗せて火をつけお灸をすえる「ほうろく灸」

「ほうろく」と呼ばれる素焼きの皿に「もぐさ」を乗せて火をつけ、お灸をすえるもので、「頭痛や暑気払いによい」とされています。19日の最高気温は高知県内12地点で30℃以上の真夏日となり、参加した人たちは、全身で暑さを感じている様子でした。

▼参加した人
「暑さを超えて(ほうろく灸)をしたら、この夏が乗り越えられるのかなっていう風に感じました」
「いつもできないことを体験できたので、これから仕事にも心入れ替えて取り組めたらなと思っています」

妙國寺は、来年以降も行っていきたいということです。