自転車通学のヘルメット着用を校則に盛り込んだ不二越工業高校が、富山県内で初めて県警の「自転車安全利用推進校」に指定されました。
17日、不二越工業高校で「自転車安全利用推進校」の指定式がおこなわれました。

不二越工業高校では去年7月、ヘルメットをかぶらずに自転車に乗っていた生徒が、車と衝突し亡くなる事故がありました。

こうした悲劇を繰り返さないようにと、学校では去年の2学期から、県内で初めて校則にヘルメットの着用を追加しました。

県警によりますと、先月末時点で、自転車に乗っていてけがをした県内の高校生は22人で、このうちヘルメットを着用していたのはわずか3人だったということです。
